« 販売の難所を突破する映像の力 | メイン | ■成功事例2008 »

本年締めくくり:2007年「成功事例」

 今回は黄倉がサポートさせていただいたホームページ数十社の中で2007年のベスト3をご紹介したいと思います。

■■■2007年ベスト3は以下の3サイト

■テイシン金属株式会社様
http://case-lab.com

■MDSTUDIO様
http://md-studio.net

■藤川写譜事務所様
http://shafu.com/shop/catalog/default.php?language=ja


それでは成功内容のご紹介です。

■テイシン金属様

【シンプル映像の力】

 このサイトは映像と会社基本情報と申込フォームの3点だけで構成させる。あなたの会社のネットテレビ局というホームページです。今後、黄倉が推進する一番お薦めのモデルです。
 映像には会社の商品の強みと信用情報、リアルな技術映像、そして社長以下スタッフのやる気をアピールし、タレントの語りを中心にして表現して、映像を見るだけで会社の伝えたいことが1発でわかるものです。結果はなんとサイト立ち上げ1ケ月で3件の申込がくるという快挙。その後も順調にアクセスが伸びています。
http://case-lab.com


■MDSTUDIO様

【シンプル映像とオーバチュアの力】

 今年になって一気にホームページのリニュアルを行いました。
 デザインもスッキリさせ映像を徹底活用してスタジオの雰囲気を一目で解るようにしました。
そしてさらにオーバチュアを活用、広告文のコンセプトは、MDSTUDIO様も一番の強みを表現しました。「東京一安いスタジオ」・・これです。
 するとひっきり無しに問い合わせが入り、しかも10時から16時までしか営業してないにもかかわらず営業日はほぼ満杯状態。お客様が「早く予約を入れないと埋まってしまう」という状態になってスタジオはフル稼働です。そして余裕が生まれた時間を活用して本来の創作活動ができるようになって非常に感謝されています。やはりお客様が成功される姿を見るのが何よりの喜びですね。
http://md-studio.net

■藤川写譜事務所様

【試行錯誤の力】

ここの会社の説明はホームページを成功させる上で大事な教訓が含まれているので長くなりますがお付き合いください。

藤川写譜事務所様は私の20年来の友人です。
 写譜というのは音楽のアレンジャーが殴り書きした譜面を演奏者が演奏できるような譜面にする作業です。
 その写譜屋の友人に、コンピュータの現状から写譜業がコンピュータに置き換わるという予測を10年前にいたしました。そして新しい集客方法としてインターネットを紹介していましたが、生返事で実行に移さなかったのです。さすがに3年ほど前から、予測どおりの事態が起きてきて、売上が大幅に下がりはじめたのです。

 その彼のホームページを支援することになりました。

 しかし、私がお手伝いする場合、色々うるさいと感じるらしく最初はあまり本気でこちらの言うことを信じてくれなかったのです。

 ホームページはただつくればいいのではなく、ドメインのネーミングはブランドの基本になる、目的に応じたコンテンツの構成やデザインは共感を生み親しみを生む、ネット広告の運用やサーチエンジン対策は需要とのタイミングを実現し、さらにフロントエンドとバックエンドの戦略は集客の成功と利益出す鍵だとか、さらにビジネスは掛け算なので一つがゼロになるとすべてゼロになってしまう等など・・

 しかし、最初からここまでそろえて出発できる人は稀です。

 やはりスタートしながら、泳ぎをマスターするくらいの感覚で、まず泳ぎだすことが必要なので2~3年私とお付き合いいただくつもりでやってきたのですが、途中1万円くらいでやる業者がいるなど文句を言うので「ではその人にやってもらいな」などとケンカしたこともありました。安い業者はいくらでもいるが、どこに到達すればよいか、計画的にトータルにナビゲートできる業者は少ないのです。また自分で出来るようになってもらわないと経費もかさむし、本当にネットから収益をあげれるようにはならないので結構厳しいことを要求していたのですが・・

しかし、その彼から最近、感謝されています。

 『いや~ホームページをつくっていたから、テレビ局からの取材がきたり、写譜の仕事が戻ってきたり、新規ビジネスとして採譜(音源から直接譜面にする作業)の仕事が実現したり。
 また一緒に企画した「ウォームピース」・・世の中に出版されてない譜面を販売するというコンセプトの通販サイトも顧客が2年で250名を超えた。ホームページがなかったら潰れていた「ありがとう」』という言葉でした。

この言葉は本当にうれしく思いました。

そこでわたしは彼のことを思い、彼の現在の弱点をさらに指摘しました。

それはフロントエンドとバックエンドの戦略がないことでした。

 これは集客商品と利益をあげる商品をわけるということです。集客商品は利益はなくてもお客さんが飛びつくくらいの価格と品質を提供する、そしてお客様になってくれた時点で、同業他社にはない特徴を理解してもらい必要なサービスを正規の価格で紹介するというものです。ここで初めて利益を出し、ビジネスとして回っていくことができるのです。でないと、いつまでも忙しいばかりで楽にはなってこないし、次の創造的なステージに進む時間ができないのです。

 このフロントエンドとバックエンドの戦略がないという指摘は本人も悩みだったようで「その通りなんだけど・・・」と思考が止まってしまうので、いろいろお客になってくれた方の要望を質問していきました。
 すると、顧客の30%が特定の作曲家の譜面を購入していることがわかり、その作曲家の譜面で販売してない譜面があることがわかりました。そこで顧客の30%にその作曲家の譜面をセット価格でキャンペーンをやって見ようということになり、セールスメールを作成のお手伝いをしました。
 すると送信した25%からたった1週間で購入の返事がきました。新たな労働なしで一気に売上があがったのです。このような仕組みをつくることがビジネスではもっとも必要だと思っています。
 藤川写譜事務所様はやっとここまできました。時間は2年以上かかりましたが辛抱強く付き合ってくれた彼には戦略のあるホームページというものがどういう力を発揮するかという一端を味わってもらえたのではないかと一人喜んでいる次第です。

http://shafu.com/shop/catalog/default.php?language=ja

そこで、2008年にネットでの販売に革命を起こす予定のある方へのサポートのご案内です。

■■2008年映像サイトキャンペーンのご案内■■
※2008年にネットでの販売に革命を起こす計画のある方は仮予約ができます。
仮予約だけでは料金は発生しません。
ネットで何かやりたいと考えているのであれば仮予約を入れておいてください。
またなんでも質問してください、毎日集まる情報から貴社にマッチする情報提供します。

※現在は3サイトまで対応可能です。正式な契約段階では優先して制作にあたります。
http://sketto.com/koko/hp_plan.htm

About

2007年12月27日 15:40に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「販売の難所を突破する映像の力」です。

次の投稿は「■成功事例2008」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。